2019年3月にAmazon Fire HD 8 タブレット キッズモデルが発売されたと同時にサービスが開始されたAmazon FreeTime Unlimited。
Fire HD 8 タブレット キッズモデル ブルー (8 インチ HD ディスプレイ) 32GB
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2019/03/19
- メディア: エレクトロニクス
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Amazonでの口コミで、勉強アプリが期待していたより少なかった！という意見がありました。
確かに、未就学児向けの勉強（知育）アプリは充実している印象ですが、小学生、特に高学年向けのものはあまりないようです。
未就学児向けの知育アプリについてはこちらを読んでね▼▼
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この記事では、数少ない小学生向けアプリで、これは面白い！これは勉強に使える！と思ったものをご紹介します。
今回は、英語に関する優秀アプリを5つ！選びました。
2020年から小学5・6年生は、教科として英語の授業が、小学3・4年生で英語に慣れ親しむという意味での外国語活動が学校で始まります。
それに伴って、2018年からは移行措置が始まり、実際時間数は少ないものの、学校での取り組みは始まっています。
Amazon FreeTime Unlimitedは、家庭で英語とどのように触れ合うといいのか悩まれる親御さんの手助けにもなるのではないでしょうか。
⇒Fire HD 8 タブレット キッズモデル
- 小学生が英語を学ぶ目的
- Amazon FreeTime Unlimitedで学べる『英語を聞く』アプリ・本は？？
- Amazon FreeTime Unlimitedで学べるオススメの『英語の読み書き』アプリ
- Amazon FreeTime Unlimitedで小学生が使える英語アプリまとめ
小学生が英語を学ぶ目的
前述したとおり、小学校での英語必修化にあたり、英語に力を入れている（入れなければと思っている）親御さんも多いはず。
Amazon FreeTime Unlimitedは、アメリカのアプリをそのまま日本でも使えるようにしたものも多く、英語学習に最適なのでは！？と思いがちです。
実際、Amazon FreeTime Unlimitedには、英語のアプリがたくさんあるのですが、目的によって使い分けが必要です。
- 外国人と問題なく話せるようになりたいのか、
- 中学校に進学したときにつまづかないようにしたいのか、
- とりあえずアルファベットに拒否反応をしめさないようにしたいのか
- 英検の級を取得したいのか
と単に英語を学ぶといっても目的はそれぞれです。
ただ、小学校での英語の授業の目的は、
外国語に慣れ親しみ、『読み』『書き』中心の中学校での授業へ円滑に接続することであると文部科学省でも定義しています。
高学年外国語科では、「聞くこと」「話すこと」に加えて、「読むこと」「書くこと」の 4 技能を扱うことになる。（中略）ただし、「読むこと」「書くこと」については、「慣れ親しみ」であり、「聞くこと」「話すこと」に求める技能と同等ではないことに留意する必要がある。
引用：文部科学省
つまり、外国語（英語）に慣れ親しんでもいないのに、いきなりアルファベットから覚えさせたって、それは拒否反応が出てもしょうがないよね！ってこと。
「聞くこと」「話すこと」の体験を十分にして、自然と、書いてみたいなぁ、読めるようになりたいなぁと思えるようになってからアルファベットを勉強するというのが、理想の順番ですよね。
Amazon FreeTime Unlimitedでは、アルファベットを覚えられるアプリはたっくさんあります。
しかし、ここでは、その前の段階の、単純に小学生が英語に親しみを覚えてもらえそうなアプリ・本という位置づけで初級・中級・上級に分けて選んでみました。
アルファベットや読み書きについてのアプリも最後にご紹介しますね。
Amazon FreeTime Unlimitedで学べる『英語を聞く』アプリ・本は？？
英語「聞く」「話す」がまず大事といいましたが、アプリで「話す」練習をするのは難しいです。
「話す」は、やはり生身の人間相手に実際話すのが一番。
そこは、とりあえずは小学校の授業にお任せしてもいいのではないでしょうか。
きっと外国の先生（ALT・AET）がいると思うしね！
「話す」に対し、「聞く」はアプリが最適！
また、こちらで紹介しているアプリは、英語を英語のまま聞き、内容を理解するというものがほとんど。
ゲーム性のあるものばかりなので、楽しみながら英語に親しみ、耳を育てることが期待できます。
まだ脳が柔らかい子どもだから楽しく英語を身につけられそうだね！
英語初級 BASIC SKILLS / 22Learn
これは海外のアプリで、元々２～5歳の（英語圏の）子どもが幼稚園で生活する基礎を築くために作られたものです。
2～5歳の子というのは、文字が読めないので、視覚で内容が分かるようになっているのがポイント。
日本の小学生が興味を持つにはちょうどいい！
内容は、ゲームを通して、数、形、大きさ、色などを習得していくというもので、
日本の幼稚園児用の知育内容とほとんど変わりません。
≪同じ絵柄のカードをめくる≫
いわゆる日本で言う神経衰弱。
カードをタッチすると、絵柄が現れると同時に、この写真だと『Drum!』と音声が流れます。
そして、同じカードをめくることができると、
『Hooray!』や『Fabulous!』と言った言葉をかけてくれます。
ここで大事なのは、太鼓＝Drumだと教えていないし、覚える必要もないということ。
ゲームをしながら、何となく、感覚的に、この太鼓の絵と「Drum」が結び付けばいいし、『Hooray!』や『Fabulous!』の直接的な日本語の意味は知らなくても、なんかプラスの意味の言葉なんだなぐらいの感じで、小さい子どもが日本語を覚えるような感覚で、身につけられそうだなと思いました。
≪同じサイズの絵を選ぶ≫
≪同じ形のものを選ぶ≫
ほとんど全てのゲームが音声と文字で問題を教えてくれますが、
音声が聴きとれなくても、文字が読めなくても、遊べるようなものばかり。
英語を学ぶのではなく、英語で学ぶことができる良いゲームアプリです。
英語中級 Mother Goose / PINKFONG
マザーグースというのはイギリスやアメリカで昔から歌われてきた童謡です。
日本語の歌詞になってる歌もたくさんあるので、聞き覚えがある歌も多いと思います。
童謡なので、簡単な英語が使われていたり、数を覚えられる歌もあったりで、英語学習初心者にはとても人気です。
このアプリは、そんなマザーグースの曲を、
- ANIMALS（動物）
- NUMBERS（数）
- ACTION（動き）
- STORIES（物語）
の4つのカテゴリーに分けて、各5曲ずつ、計20曲収められています。
でーもー！このアプリのすごいところは、ただ曲が流れるだけじゃない！
1曲につき、それぞれ、
- うた（アニメーション動画つき）
- 歌詞の朗読
- ゲーム
- ぬりえ
と、4つのアクティビティがついているのです。
③のゲームと④のぬりえは、そこまで英語要素はないので、お楽しみ程度なのですが、
②の朗読はとてもいいと思いました！
マザーグースは、童謡と言っても、ネイティブ向けなので、割と早いテンポで進んでいきます。
小学校低中学年までは、まずは歌で英語に親しむという意味で、歌を聴くだけでもいいのですが、
高学年になると、英語の文章をちゃんと追うことができる（聞こえる音と文字が一致する）ことも大事になってきます。
このアプリでは、歌詞を音声で朗読してくれるだけでなく、アニメーションで今どこを読んでいるかが分かるようになっているので、
読む側も『今どこ読んでいるんだ？？』と見失わずに済みます。
もし、学校で歌ったりして、歌詞を覚えているなら、
この歌詞の朗読を読み聞きして、
自分が知っている音と文字（文章）を一致させる作業として使えるのではないでしょうか。
Amazon FreeTime Unlimitedに入っている英語のアプリ（全部試したわけではありませんが）の中で、単語を覚えるアプリはたっくさんあったのですが、
このマザーグースのアプリのように、文章をインプットさせるものが私が調べた限り見当たらなかったので、とても貴重で有能なアプリだなと感じました。
アニメーション動画つきだから、歌詞の意味をイメージで捉えられるのもいいね！
英語上級 Timmyシリーズ/British Council
『ひつじのショーン』に出てくるティミーのアプリ。
『こひつじのティミー』という番組がNHKで流れているので、知っている子どもたちも多いのではないでしょうか。
Amazon FreeTime Unlimitedには、このティミーのアプリが3つ入っています。
一応、順番としては、この写真の通り、
- 青 - Timmy's First Words in English
- 赤 - Timmy's Learning New Skills
- 緑 - Timmy's Starting to Read
となっていますが、使われている単語が違うだけで大きな違いは見当たりませんでした。
どれから始めても問題ないでしょう。
内容としては単純！
音声と文字で指示されたものを、探したり、分類分けしたり、神経衰弱のようなゲームもあります。
詳しくはこちらの動画を見てください。
これは、①青のアプリの紹介動画です。
イメージ的には、初級のところで紹介した 22LearnのBASIC SKILLSと似ていますね。
でも、これは初級ではなく上級（あくまでも使ってみた私の判断）。
どこが違うかと言うと、
問題を全て、音声と文字から判断するしかないのです。
例えば、このゲーム。
画面下に『Can you find a flower?』と問題文が出ています。
と同時に、音声でも流れます。
それを聞いたら、画面をスワイプし紙をどかして、下に隠れているオブジェクトの中から花を見つけ出すゲーム。
花の絵が元々あって、『花を探して』と言われるのと、
花の絵も何もなく言われるのとでは、難易度が全然違いますよね。
このティミーシリーズのアプリでは、視覚的ヒントがないので、音声をしっかり聞き取るか文章が読めないと解けないようになっています。
と言っても、何回か、間違えながらやっていくうちに覚えると思うので、難しいからやーめた！と思わず続けられるのであれば、英語のレベルは関係なく挑戦してみるのがいいでしょう！
このアプリは、元々、英語を母国語としない2～6歳の子ども向けに作られているので、決して難しくはないはずですよ！
英検リスニング5・4・3級 / ワオ・コーポレーション
英語初級・中級で紹介したアプリは海外のアプリでしたが、こちらは日本のアプリ。
英検のリスニング対策に適したアプリです。
実際の試験の出題形式に完全対応しており、
- 5級なら250問
- 4級なら300問
- 3級なら300問
練習できます。
私の時代はCDをひたすら聞いてノートに答えを書いてたのに、アプリでできるなんてすばらしい
また、実践モードでは、実際の試験と同じ問題数が出されるので、本番さながらのテストが受けられます。
Amazon FreeTime Unlimitedで学べるオススメの『英語の読み書き』アプリ
音に慣れ親しんだら、今度は文字です。
アルファベットの発音の仕方や書き方が学べるアプリや、文章を読む練習になるアプリを紹介しますね。
アルファベット Disney Buddies ABC's
今のところAmazon FreeTime Unlimitedでしか遊べないこのアプリ！
それだけでも貴重ですよね！
内容もさすがディズニー！と言うだけあって、子どもの興味を引くつくりになっています。
例えば、アルファベットの『B』をタップすると・・・？
- 『Bｂ』の文字からティガー登場！
- 『ビー』という読みの他に『ブッ』という読み（フォニックス読み）が流れる
- 『Can you help Tigger bounce?』と音声が流れる
- ティガーをタップしジャンプさせ、柵を乗り越える
という流れでアルファベットの読みと、そのアルファベットで始まる言葉と意味を学ぶことができます。
始めは意味が分からないかもしれませんが、親しみのあるキャラクターが出てくるおかげで、かなりとっつきやすくなっています。
ただ、発音だけじゃなくて、ミニゲームがついているのもいいですね！
とても有名なABCソングも聴けます。
そのアニメーションがとてつもなくかわいいので、みんなに見て欲しい！
公式サイトがないので紹介できないのが残念・・・
ディズニー好きなら、はまること間違いなし！
読み ・・・該当なし？他のアプリを紹介するよ！
英語の絵本はAmazon FreeTime Unlimitedにたくさんあります。
でも、大きな問題点が！
それは、正しい発音が分からないこと。
正しい発音が分からないと、黙読だったとしても読むことは難しいです。
親が読んであげる？？
それができるなら、もちろん大歓迎！
でも、
- 読んであげる時間があまりない
- 正しい発音を親が知らない
というデメリットがありますね。
特に、二番目の正しい発音を親が知らないというのは、ほとんどの親御さんがそうだと思います。
せっかく脳も柔らかく、色々なことを吸収できる子どもに、バリバリ日本語発音の英語を聞かせるのは、かなりの抵抗がありませんか？？
そこで、英語の絵本を音声で読み聞かせしてくれるアプリはないかな？と探しました。
残念ながら、Amazon FreeTime Unlimitedに入っているアプリの中からは探せず・・・。
でも、諦めることなかれ。
ないなら、ダウンロードしちゃおー！！
Amazon FreeTime Unlimitedの画面から直接アプリのダウンロードはできません。
アプリをダウンロードするには、親のアカウントページからする必要があります。
やり方はとても簡単！
詳しい方法は、こちらを読んでみてくださいね！
YouTubeを見る方法の記事ですが、やり方は全く一緒です。
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≪Come Down, Whiskers!≫
Come Down, Whiskers! - インタラクティブストーリー - 無料
- 出版社/メーカー: Unidocs Inc.
- 発売日: 2016/05/03
- メディア: アプリ
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これは、1冊の絵本なのですが、すごいのが、絵本の内容を音声で読み上げてくれるんです。
今小学生の英語学習に良さそうなアプリをまとめてるんだけど、高学年である程度英語に慣れてきた子には、これ良さそう。
— アッコちゃん@キュアババア (@acco07152241) August 7, 2019
☑絵本を音声で読み上げてくれる
☑読んでいるところがハイライト
☑自動で流れるモードと、タッチした文を読み上げてくれるモードがある
☑言葉の穴埋め問題もある
☑無料 pic.twitter.com/723dQhTqZu
全部で3つの機能があります。
- 自動で読み上げてくれる
- タッチした文だけを読み上げてくれる
- 穴埋め問題
自動で読み上げている時も、タッチしたところだけを読み上げているときも、
読み上げている文がハイライトされるので、見失わずに済みます。
3の穴埋め問題は、けっこうハイレベルなので、相当読み込んでからじゃないとできないと思います。
まずは、①の自動読み上げで、何回か読んでみて、
②で、音声の後に一緒に発音してみるのもいいですね。
インタラクティブストーリーというだけあって、
ただ読むだけ、読んでもらうだけではなく、能動的に様々な使い方ができるのがいいなと思いました。
デメリットをあげるとすれば、
- 使われている単語が少し難しいこと
- ストーリーが１種類しかないことです
内容を理解しよう！日本語に訳してみよう！なんてことは絶対しないで、
単純に英語を英語のまま楽しみましょう。
絵本なので、単語の意味が分からなくても、全体の内容を把握することはできます。
それは、今後、中高生になった時、リーディングの問題でとても重要になってくるポイントです。
なんとなーく内容が分かればそれでいい！
無料なのでぜひ試してみてくださいね！！
Amazon FreeTime Unlimitedで小学生が使える英語アプリまとめ
英語を母国語としない国の中でも日本は特に英語ができないことで有名。
国もそれを打開すべく、小学生のうちから必修科目にするなど努力はしています。
それでもやはり、日本人的発想（読み書き中心でコミュニケーションツールとしての英語ができない）が抜け出せていないという声も聞こえてきます。
Amazon FreeTime Unlimitedでは、英語のものに関しては海外のアプリがほとんどで、
良い意味で捉えれば、日本語を介さずに英語を学ぶ良いツールと言えるでしょう。
英語に関する知識はほとんどないという小学生も、
すでに英語に対して拒否反応が出てしまっている小学生も、
もちろん、英語大好きな小学生も、
みんな、ここで紹介したアプリで、楽しみながら英語に親しみを持ち、英語を学ぶきっかけになれたらなと思いました。
▼Amazon FreeTime Unlimitedが１年間試せるタブレット▼
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