アコミトライフ

岐阜から水戸に嫁いで数ヶ月で妊娠。14年生まれの娘と18年生まれの息子と共に水戸ライフを満喫している主婦のブログ。

 

「ふんどし育児」を読んでみての感想

今日は体調の波が激しく、朝はものすごい気持ち悪さで目が覚め、昼間は反対にとても快調で、調子に乗って1時間散歩し、そして現在、またまた気持ち悪いです。吐けるなら吐きたい・・・。そんなに気持ち悪いならブログなんて書かずに早く休めば?という声も聞こえてきそうですが、何となく毎日続けているこのブログ。別に誰に強制されているわけでもないのに、休んだら自分が一番凹みそう。この場に夫がいて、今日はもう休みなよって言ってくれたら速攻布団にもぐってるとは思うけれど(笑)誰も言ってくれないからこそ続けなきゃ!って思っちゃうのはなぜでしょう。

 

「ふんどし育児」読んでみた

昨日の記事の最後に宣言したとおり、今日は「ふんどし育児」の感想を。

ざざーっと読んだ一番の感想。

「私にはふんどし育児はちょっとレベルが高いぞ・・・。」でした。

これはちょっと意外。

私は割りと影響を受けやすいほうで、自分のアンテナにひっかかったものはすぐに飛び付くタイプです。今回もこの斬新且つエコ且つ経済的なアイディアは、私の布おむつを始めるにあたり、これはどうしたらいいんだろ・・・と悩んでいた部分を解決してくれそうな内容だったので、この本を読んだらますますふんどし育児をやりたくなるだろうなと予想していたのです。

 

でも、実際は、

  • 漏れるの前提(床に漏れたら拭けば良い)・・・うっ、できれば漏れてほしくないぞ。畳とかカーペットとか掃除しにくそうだし。
  • 交換しやすい(電車の中や公園のベンチでもささっと替えられる)・・・いやいや、公共の場所で私はおしっこのついたおむつをさらけ出すことはできないぞ。
  • ふんどしの上には後ろにスリットが入った手ぬぐいスカート・・・うーん、確かに交換はしやすいかもしれないけれどオシャレとは程遠いな。

などなど、うーーん・・・・と抵抗を感じざるを得ない内容がたくさんありました。(私が実践するとしたらこう感じたという単なる個人の感想なので、著者及び実際これを行っている方を決して批判しているわけではないので、不快に思った方はすみません。)

 

ただ、共感できる部分もたくさんありました!

わたしが育児において、好きな方法は、

持てるものを活かし(それ以前に、なるべく失わせずに)、

物を少なく、シンプルに

あるべき順序で 

と著者は本の中で書いていらっしゃいます。私も全く同感です。

 

この情報化社会の中、私のアンテナにひっかかるものは基本上記の内容に即したものばかりです。

 

例えば、昨日見ていたあるテレビ番組で、スイスの超田舎に嫁いだ奥さんが言った言葉。

「日本は全てインプットの遊びばかり。場所も道具も全て揃えられていて、その中から選んで遊ぶ娯楽ばかりだけれど、ここは何にもないから、全て自分たち自身で遊びを見つけなければいけない。それがすごく自分に合っていた。」

特にメモしていたわけではないので多少違うかもしれませんが、こんな内容でした。

 

これを見たとき、妊娠初期の頃図書館で借りて読んだ本を思い出しました。

出産で女性は賢くなる

出産で女性は賢くなる

 

 私自身が実際に出産育児を通して感じたのは、情報も便利グッズも世の中に溢れるようにあるけれど、それが逆にママたちを追い詰め、出産や育児を難しいものにしているのではないかということ。

小谷博子【小谷博子の著書】

今手元に本がないので、曖昧ですが、上の紹介文の補足としてこんなことが書かれていました。

お母さんは赤ちゃんとつながっていて、ちゃーんと意思疎通が図れるんだよー。

自分の子を育てるために育てやすいようにお母さんの体は正直に反応するし、

赤ちゃんもそれにきちんと応えてくれるんだよー。

私が書くとものすごい軽い内容になっているのが難点ですが(笑)おおまかにはこんな内容だったと思います。

 

今回の「ふんどし育児」も含めて、これら3つの話に共通しているのは、与えられる(与える)ことによって、便利さと引き換えに何かを失っているということ。

もちろん今、古代の生活ができるかと聞かれても、到底できません。でも、現代の恩恵を受けつつ、なるべく自然に、本来持っている能力を損なわずに育児をしていきたいなというのが今のところの私の考えです。(生まれたら変わる可能性ももちろん大。)

 

そのためにも、頭も心も柔軟にして、「こうでなければならない!」を捨てて、あらゆる育児法の中から自分に合ったものを取捨選択していきたいですね。「ふんどし育児」も著者のように丸々真似はできませんが、例えば暖かい日にちょっとだけ、漏れても大丈夫な場所でふんどしを試してみるとか、いっそのこと数分~数時間裸んぼにしてみるとか、そういうできるところは取り入れてみるのも良さそう。(絶対赤ちゃんにとっても裸んぼは気持ちいいはず。)(本の中でも、まずは30分から始めてみませんか?とおっしゃっています。)

 

 

今日は少々かたーい内容になってしまいました。私自身初めての妊娠・出産・子育てになります。生まれたら、こんな理想通りになっていかないよ!!ってなるのも十分想像できます。でも、夫と育児の方向性だけは揃えておいた方が良いよなぁと思うんですよね。夫婦で方向性が違ったら、夫婦喧嘩の元になるし、一番の犠牲になるのは振り回される子どもなので。今は離れていて十分に話し合えないので、こうしてブログに書いて、夫に読んでもらおうという魂胆もあったりなかったり(笑)