アコミトライフ

岐阜から水戸に嫁いで数ヶ月で妊娠。14年生まれの娘と18年生まれの息子と共に水戸ライフを満喫している主婦のブログ。

 

産後のホルモンバランスの崩れをバカにしてはいけません

お久しぶりです。出産したら毎日は無理でも定期的に子どもの成長具合をブログに書き記そう〜♪なんて思っていたのですが、それがいかに無謀なことだったのかということを身を以て体感しています。

 

さて、今日は久しぶりに時間&心の余裕ができたので、2ヶ月になった娘の成長具合を書こうと思ったのですが、それより私が今なお苦しんでいるいわゆるマタニティブルーというもの(産後うつとの違いはよく分かりません。)について書こうと思います。

 

10ヶ月間お腹の中で一人の人間を形成するために、妊娠期間中は女性ホルモンが大量に分泌されます。そのため、妊娠中もつわりはもちろんあるのですが、情緒不安定になります。しかし、出産を境に今度は大量に分泌されていた女性ホルモンが急激に低下するため、これまた情緒不安定になるのです。それがいわゆるマタニティブルーと言います。

通常は産後1週間ぐらいの間に現れて消えるもので、私も、退院後2,3日は涙が止まらずお風呂で一人泣いていました。でも、それもおさまって、1ヶ月検診を終え、無事水戸に戻ってきた瞬間、環境の変化に赤ちゃんではなく私が対応できなくなって、またまた涙が止まらなくなってしまいました。昼間夫が仕事に行っている間、話し相手もいない、何かしなきゃいけないんだろうけど、何もできない、一人残された気分になって、異常なほどの焦燥感と孤独感を感じました。

 

こういうのって基本は夫が子育てに協力的ではないから・・・・というようなことが原因の一つであったりするのですが、私の夫は、出産前では考えられないほど協力的でお風呂掃除、洗濯(干すのからたたむのまで)などはもう夫の担当になっています。はっきり言って私何にもしていない(笑)

 

なのになのに、水戸にいることが本当に耐えられなくなってしまって、夫に無理を言って1ヶ月ほどまた実家に戻ることにしました。この決断はかなり勇気がいりました。実家に甘えてしまっていいのか、果たして1ヶ月実家に戻ったからって、また水戸に帰ってきたら同じことになるのではないか、そして何よりもかわいいざかりの娘と父親を引き離して良いのか、ものすごく悩みました。でも、夫は私の体調を第一に考えてくれて、岐阜行きを許してくれました。

 

本当に感謝してもしつくせません。

 

実家に帰ることはほんとに単なる甘えなのかもしれないけれど、もうこれはホルモンの異常としか思えないほど自分で感情をコントロールできないのです。私は幸い出産はかなりの安産で産んですぐ会陰切開したところを縫ってくれている間、助産師さんやお医者さんと雑談をしていたほど。そのツケなのか、その代わりなのか、このホルモンバランスの崩れというものが想像を絶していました。

 

今回実家に帰るという決断をする前に、新生児訪問に来てくれた助産師さんにも相談し、また茨城県内でやっている助産師さんによる無料電話相談にも電話をかけて1時間ぐらい相談に乗ってもらいました。そして、産後半年までは多かれ少なかれみんな情緒不安定にはなるということ、お母さんが一番楽になる方法を選ぶことが一番ということ、そして自分を責めないということ、などのアドバイスをいただきました。

 

何が辛いって、娘をあやしていて、すごくかわいいし幸せなはずなのに、涙が出てきて、その感情が娘に伝わっちゃうんじゃないかって不安になることなんですよね。

 

ここで時期がくるまで踏ん張るのも一つの選択ですが、私は、お母さんが笑顔でいることがこの子にとっても幸せなはず!と思って、わがままではあるけれど、実家に帰ることを選びました。

 

もちろん1ヶ月という期限を区切って。

 

そのあと、それでも治らなければ、また新たな対策を練ればいいじゃんと思っています。

 

岐阜に帰ったらまたしばらくは更新はできないと思うので、次回は、水戸に戻ってきてから無事復帰報告ができればと思います。