平日はなるべく毎日更新しようと思っているのですが、月火とお休みしてしまいました。
というのも、私も娘も体調を崩してしまい、何ならついでの夫も(ついでのサボさん扱い)以前から体調が芳しくなく、一家全員薬漬けの日々を送っているんです。
たぶん夫と娘は同じ風邪、私は機能性胃腸症かもという医者の判断ですが、謎の胃痛に悩まされておりました。
私のこともおいおい書こうとは思っていますが、今日は娘の話。
風邪を引いててもインフルエンザワクチンは打てる
去年は打たなかったインフルエンザワクチン。今年は保育園にも行っているし、年末年始岐阜に帰省予定もあるので、一家全員ワクチンを打ちました。
先週の土曜日、娘は2回目の接種日。1回目に私が一緒に打って、2回目は夫が一緒に打ちに行きました。
ただどうも先週から鼻水咳がひどく、もしかしたら打てないかもと心配に。
平日は保育園に行っていてとてもじゃないけど、その後小児科に行く気力はない。
(その時はあっても、その後の寝かしつけまでのスケジュールを考えると憂鬱。)
ということは土曜日に行くしかないんだけれども、次の土曜日は娘の誕生日祝いをするし、次の週はディズニー予定なので、できればそれまでに打っておきたい。ということは今日しかない!!
と、親の勝手気ままな理由で、どうか今日打てますように!と祈る気持ちで挑んだわけですが、結果オーライでした。風邪とワクチン効果には一切関連性はないらしく、熱さえ出てなければ打てるよとのことでした。
なんだ、安心した。
安心したと思いきやまさかの溶連菌疑惑判明
『おはようございます!』
今回もしっかり娘の目を見て挨拶をしてくれる先生。やっぱりこの先生好きだわ。
娘はコクンとうなづきつつ、目線は先生の背後にあるアンパンマンのぬいぐるみに夢中。娘も慣れたものです。
いつものようにお腹もしもしして、背中もポンポン。
『咳出てるんだっけー??お咳テープ出しておこうか。』
ここまでは先生も想定内なのか、いたって、冷静。
次に、お口をアーーンと開けて喉をチェック。
『おっ!?およよ!?!?』
何かざわつき始めて、嫌な予感。
どうやら、娘の喉に膿がいくつかできているらしく、熱が出れば溶連菌で苦しむことになるとのこと。
どうりで、最近食欲もなく(というより大好きなトマトを食べなかった。)機嫌も悪いわけだ。
熱が出たら飲んでねと抗生剤を処方されました。
先生の予言(?)通り日曜日の夜発熱したので、月曜日の朝から抗生剤を飲ませています。バナナ味になっているみたいで、『おかわり!!』と薬のおかわりを要求する娘。飲んでくれないのも困るけど、おかわりがないと怒って泣かれるのも困るよ。
ちなみに、その後夫もお口アーーンをしたわけですが、夫にも同じく喉に膿ができていました。これは見せてもらったのですが、口内炎のような白いものがポツポツと喉にできていました。膿っていうからてっきり黄色いドロッとしたものが喉にへばりついてるのかと思ったけどそうじゃなかったみたい。(ところでへばりつくって標準語??岐阜弁じゃないよね?)
咳も気になったので風邪なのか聞いてみると・・・
ただ咳鼻水は溶連菌の症状ではなかったはず。
症状の代表的なものは、発熱(38〜39℃)と“のど”の痛みです。しかし、3歳未満ではあまり熱があがらないと言われています。そして、体や手足に小さくて紅い発疹が出たり、舌にイチゴのようなツブツブができたりします(イチゴ舌)。そのほかに頭痛、腹痛、首すじのリンパ節の腫れもみられます。急性期を過ぎますと、発疹のあとには落屑(皮むけ)が認められるようになります。風邪と違って咳や鼻水が出ないというのもこの病気の特徴です。この病気には潜伏期間があり、実際に感染してからだいたい2〜4日で症状がでます。
こどもに多いのどの病気 溶連菌感染症のおはなし | 病気の知識 | 患者・ご家族の皆さま | シオノギ製薬(塩野義製薬)
ほらね。(赤字のところ参照)
そこで、先生にこれは別の風邪ということですか?と聞いてみました。
私としては、まぁそうでしょうね~ぐらいの返事を予想していたのですが、返ってきた言葉は驚きの言葉。
『あのねー、風邪っていうのは病名じゃなくて相称なの。肺炎だって風邪だし、ちょっとした咳鼻水だって風邪。みんな病名を気にするけど、そんなの関係ないから。』
びっくりしたと同時に、ある小児科医のブログ記事を思い出しました。
このブログを書かれているのは小児科の先生なのですが、とても共感できる部分がたくさんあり、娘が生まれてから愛読しているブログです。
検査をすることにより有意義な治療法が見つかる可能性がある場合は、僕は検査をします。
(中略)
逆に検査結果により患者に利益がない場合はどうでしょうか。
つまりイコール、検査結果が出ても治療法に変わりがない、あるいは治療法がない場合です。
下痢をしているお子さんにロタウィルスの検査をするとしましょう。
ロタの胃腸炎は治療法がありませんから、ロタだと判明したところでその子の治療法は何も変わりません。
検査された患者さんには何の利益もないですよね?
(むしろ検査しただけ医療費がかさみます)
(中略)
RSやアデノの検査などもそうです。
これらは元々治療法のない感染症ですから、それが分かったところでどうすることも出来ません。
そのような検査、僕は無駄と考えます。
(RSなどは入院する場合に部屋を決める際に必要となることがありますが)
ですので、治療に結びつかない検査は当院ではしません!
たぶん私のかかりつけの先生をこういう意味で言ったんじゃないのかな~。
結局私の病名を知りたかったのって自己満足って言っちゃうのは少々乱暴だけど、対策が知りたかっただけなんですよね。でも、先生はきちんと症状を診て、それに合った薬を出してくれるわけだから、その薬を飲ませればいいだけ・・・。
あっ、でもそれができるのは、やっぱり先生と私たち患者との信頼関係が成り立ってないとダメだと思います。
結局は先生をいかに信頼できるかが大事
信頼できる先生を見つけられるかどうかにかかっているということですね。
私は娘が生まれてから、かかりつけの小児科は3回変えました。どの病院も(先生だけでなく看護師さんやシステム立地など総合的に見て)一長一短で、まるっとお気に入りにはできなかったんですよね。
現在は4軒目(っていうのかな?)ですが、考え方に共感できて、とても良い先生に巡り合えてよかったです。
現在の小児科を選ぶまでの経緯もそのうち記事にしようかな。
なんせ、子どもなんてほんとしょっちゅう病院にかかってますからね。ワクチンだって怒涛のようにあるし。やっぱり小児科選び重要です!
(またタイトルと関係ない〆になってしまった。)
おまけ
娘は最後までアンパンマンを連呼し、最終的には先生に『アンパーンチ!』と言ってアンパンチまで・・・。それにもニコニコ笑顔で動じない先生ってすごい。